まずは給湯器本体前部と隣の壁、周辺に物置など障害物がないか、またどの程度距離を開けているか。
給湯器前面には排出したガスが滞留しないようにある程度スペースを開ける必要があります。スペースがないと吐き出したガスを吸い込んでしまうおそれがあり、機器内部の故障や不完全燃焼などのトラブルを引き起こす原因となります。
(給湯器から排出された排ガスの中にある僅かな硫黄分が大気中の水分と科学反応を起こし、酸性の成分が発生。これを吸い込むことにより本体内部機器の劣化を引き起こします。)
また、配管カバーが正しく設置されているかどうかも重要なポイントです。
配管カバーを付けることによって排出されるガスの方向を変えることができ、周囲がガス臭くなる事を防ぐ働きをします。またカバーがあることによって配管への直接的なダメージを防ぎ、給湯器の排気をスムーズにするため寿命を延ばす効果もあります。